独立して気が付いた事

 

最近急に寒くなってきました。

工房を開店してからもうすぐ2か月が経ちます

日々悪戦苦闘の毎日でございます。

最近思うことを書いてみたいと思います。

 

私は今年の7月まで都内の弦楽器店に勤務しておりました。朝から晩までみっちり修理、調整をこなしていました。

仕事が途切れる事などなく、常に修理が溜まってるのがあたりまえという状態で、いかに効率よく作業できるかを考えていればよかった。

しかし会社を辞め、一人で仕事をするようになって状況は一変しました。

たった一本の毛替えを依頼していただく事がいかに大変で、どれだけありがたい事かを思い知りました。

あたりまえだと思っていた事があたりまえではない、このことに気づけただけでも独立してよかったと思います。

会社勤めをしていたらずっと分からなかったかもしれないです。

新参者の私を信じて修理を依頼してくださる方、大切な方を紹介してくださる方、様々なアドバイスをしてくださる方。

自分は多くの方々に助けられているのだと日々実感する毎日です。

お店が軌道にのって忙しくなっても、またはうまくいかなくて廃業になったとしても

この感謝の気持ちを忘れる事なく精進していきたいと思います。

独立して気が付いた事” に対して2件のコメントがあります。

  1. 酒井健一 より:

    昨年はお世話になりました。年末に弾かせていただけましたヴァイオリンと、中村さんのお話を思い出して、ホームページを拝見致しました。
    映画「耳をすませば」も、最近見ましたよ。
    また近いうちに、楽器を見に・また調整に参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

    1. kanoren5827 より:

      酒井様
      先日はご来店ありがとうございました。
      是非またいらしてください。
      中村

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